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06.快適のこと

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“夏は涼しく冬暖かい快適空間”

そんな住まいの基本は断熱にあります。
高い断熱性は住む方の健康と、木材の乾燥保持で住宅本体の耐久性を高め、長寿命の住まいとなります。環境や健康に大いに貢献し、次世代に引き継ぐ住まいをつくることとなります。

自然素材を活かす木質系断熱材
壁の断熱材であるセルロースファイバーは、健康と安全に配慮された木質繊維素材。防火性、防音性、防虫性はじめ、気密性も高く光熱費の節約も期待できます。近年、この断熱工事でも環境問題がクローズアップされ防火・防音・防虫が、注目されてきています。

1.住宅の省エネルギー化の向上
2.建築資材のリサイクルの必要性
3.室内汚染を防ぐ自然素材

地域密着で木造住宅を得意とし品質と自然素材にこだわるKUMUスタイルでは、それらの諸問題を解決する断熱材として、新聞古紙からリサイクル生産される「セルロースファイバー断熱材」をおすすめしています。

< セルロースファイバーとは >

セルロースファイバー断熱材は木質系断熱材で、原料が木質繊維であるため、自然素材のエコな断熱材で、ホウ素系薬剤を添加し造られます。断熱性能の他に、調湿性能、防火性能、防音性能、防虫性能など多くの性能が備わっている付加価値の高い断熱材です。


◎セルロースファイバーの特長
低い熱伝導率が実現できているのは、熱を伝える「空気」が動かない構造となっているためです。繊維の中に多くの動かない空気を持つ構造のため、高い断熱効果を発揮します。

●調湿性
セルロースファイバーは天然木質繊維特有の吸放湿特性で、一年を通して室内を適度な湿度にコントロールします。特に、梅雨時のジメジメ感や、夏のムシムシ感を緩和して、湿気をのこもらない快適な室内環境が期待できます。結露は、カビ→ダニ→アレルギーやアトピーの原因となり家具や衣服に悪影響をを及ぼします。セルロースファイバーの持つ調湿性により結露が発生しにくい家ができ上がり家族の健康につながります。

●防火性能
セルロースファイバーは木質繊維が原料となっているため、燃えやすいのでは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は、添加されているホウ素系薬剤の効果により燃え広がることなく優れた防火性能を発揮します。

●防虫・防カビ
セルロースファイバーはホウ素系薬剤が添加されているため、防虫性能があります。ホウ酸なのですが、害虫やカビなどがイヤがる成分が含まれているため、防虫・防カビに効果を発揮します。また、ホウ素系薬剤は眼科で目の洗浄に使われているほど人体には悪影響のないものですので、安心できます。

無垢材にこだわる理由

一般的に断熱材は、その繊維間に連続気泡として、多くの動かない空気を持っているのが特徴です。セルロースファイバーは、天然木質繊維を原料として作られています。繊維の絡み合いによる連続気泡だけではなく、繊維の中にも多くの動かない空気泡を抱えているのです。だから、空気の層が二重となり、ダブル効果を発揮します。結果、熱伝導率が低く、断熱性に優れているといえるのです。KUMUスタイルでは、壁、天井の断熱材にセルロースファイバーをお勧めしております。