前回に引き続き、自然素材をふんだんに採用した古民家風の家です。今回は、本格的な小上がりの和ブースやコミュニケーションの取りやすいキッチンなどを詳しくご紹介します。

玄関から南側に向かって、ゆとりのある空間が広がります。家の中心にはリビング階段があり、吹き抜けと組み合わさってさらに開放感を味わえます。木製のスケルトン階段になっているのも特徴です。見える構造美として、安定感と安心感を与えるヒノキの大黒柱や衝撃にも強いタモの無垢の床板などもポイントです。

リビングとつながりのある小上がりの6畳の和室。小上がりにすることで、ワンフロアながら独立した世界観を演出しています。ゲストルームとしても活用ができて、お客様のおもてなしにも最適です。四角い形の和風のダウンライト照明も特徴のひとつ。

以前のお住まいでは、壁付きでコミュニケーションの取れないキッチンだったこともあり、今回は顔を合わせることのできる対面式に。会話を楽しみながらお料理のできる明るい広がりのある空間に仕上がりました。IHクッキングヒーターを使用しているので、お掃除が簡単にできるのもポイントになっています。

どこを見渡しても、無垢材の温かみを感じられる住まいに仕上がっています。次回はさらに、玄関部分やトイレ、2階のキャットウォークやお部屋などを詳しくお伝えします。どうぞお楽しみに。