伝統的な屋台装飾を取り入れた町屋風の家
お祭りや屋台に関心の高いお施主様のご要望を存分に反映したお住まい。風情の漂う町屋や蔵をイメージした外観は白と黒とのコントラストが美しく、玄関庇の上には魔除けの神様・鍾馗(しょうき)様の鋳物も。玄関や和室、欄間や建具など各所に伝統的な屋台の技術を取り入れて、華やかさと繊細さを味わえるお家が完成しました。長年に渡って屋台づくりに携わってきた山本建築ならではの技術と経験を、お施主様のご希望に応じて、家づくりに注ぎ込ませて頂きました。
▲町屋と蔵をイメージした外観は、白と黒とのコントラストがポイント。3つ並んだ縦の窓が採光と採風の機能を果たしながら、デザインのアクセントにもなっています!
▲屋台彫刻の装飾を施した欄間。その下には、幸せが広がるようにと左右に開いた扇のデザインの建具を備えました。豪華絢爛な屋台の雰囲気を味わえるのも、大きな魅力のひとつ!
▲土間スペースは、自転車を置いたり、趣味の道具を置いたり、使い方は無限大!ヒノキでつくった下駄箱や障子を組み込んだ明かり採りが、和風のテイストをさらに演出しています。
▲上り框(がまち)のコーナー部分は、一般的に45度でカットした後にボンド留めですが、こちらでは屋台風の組み方に仕上げてあります。お施主様のご出身地である掛川の屋台風に組んでいるので、オリジナリティーも倍増です!
▲森町の陶器ブランド“森山焼”のオリジナル手洗い鉢!朱色の壁紙や黒のタイルと調和して、お施主様にも大好評の風情のある空間に。
▲垂木(たるき)と腕木(うでぎ)の織り成す構造美!最近ではあまり見られなくなった玄関庇が、外観に新鮮な印象を与えます。地元の大工さんならではの技術が光っています!
▲外観の大きな特徴のひとつの玄関庇。その上部には、魔除けの神様・鍾馗様の鋳物を設置。北東の表鬼門と南西の裏鬼門に、それぞれ鍾馗様が置かれて、家を見守ってくれています。
▲伝統的な和室の長押(なげし)の隅には、神棚も設置。神棚の台はオリジナルのもので、雲の形をした幕板(まくいた)を採用。伝統の技術を活かした細やかなブランディングもお任せ下さい。